初心者・便利

セクター名の英語と日本語の対応

英語のセクター名と日本語のセクター名との対応付けが分からなくなった時用。



セクター名称 セクター日本語名 代表的な企業 備考
Communication Services 通信サービス GOOGL,FB,DISなど
Consumer Discretionary 一般消費財 AMZN,TSLA,HDなど 「Consumer Cyclical」と表記される場合もある。
Consumer Staples 生活必需品 WMT,PG,KOなど 「Consumer Defensive」と表記される場合もある。
Energy 資源エネルギー XOM,CVX, COPなど
Financials 金融 BAC,JPM,BRKなど
Health Care 医療 UNH,JNJ,PFEなど
Industrials 製造業 UPS,BA,GEなど
Information Technology 情報技術 AAPL,MSFT,NVDAなど 「Technology」と表記される場合もある。
Materials 原材料 SHW,DOW,APDなど 「Basic Materials」と表記される場合もある。
Real Estate 不動産 CCI,EQIX,PSAなど
Utilities 公益事業 D,NEE,SOなど



参考までに、
よく見る、S&P500のセクターごとのヒートマップの図

<finviz.com>
ヒートマップ


合わせて、セクターローテーション戦略の図
セクターローテーション(school.stockcharts.com)
sectorcycle


【米国企業】売上高とEPSのランキングを作成してみました。

良い決算を出している企業を見つける参考として、売上高とEPSについてランキングを作成してみました。結果についてnoteのほうに記載しました。
興味がありましたら、下のリンクから参照してみてください。

【良い決算とは】

  • 1.EPSがコンセンサス予想を上回る

  • 2.売上高がコンセンサス予想を上回る

  • 3.ガイダンスがコンセンサス予想を上回る
    この1, 2, 3 全てがパーフェクトな決算「だけ」を指します。 ひとつでも取りこぼしがあればそれは「悪い決算」です。

【米国株】売上高コンセンサス予想ビート率ランキング50位から1位

 



【米国株】売上高成長率(YoY)ランキング50位から1位





【米国株】EPSコンセンサス予想ビート額ランキング50位から1位





以上です。

米国国債のイールドカーブの確認方法

米国国債のイールドカーブがフラット化しているという話題がよく出ますが、現在の米国国債のイールドカーブを確認するなら、
こちらのサイトが見やすいですね。

現在の利回り、1か月前、1年前のイールドカーブが比較できます。

 


1か月前と比較すると5年債より償還期限の短い債券は利回りが高くなっていますが、それより長い債券は1か月前より利回りが下がっており、よりフラットになっています。

イールドカーブ

現在の利回りも一覧で見られて便利です。


これ以上短期債の利回りが上昇し、2年債の利回りが1%を超えるようだと問題が生じるという意見もあるようです。





毎朝こちらで金利確認しようかな。


売上高ビート率ランキング50位から1位

「売上高ビート率ランキング50位から1位」
noteに記事をアップしました。


「連続して良い決算を出している企業の株を買ってください。」と言われます。理由は「良い決算は癖になるから、良い決算を出している企業は次の決算も良い決算を出す可能性が高い。」からです。

ちなみに「良い決算」とは?

1.EPSがコンセンサス予想を上回る

2.売上高がコンセンサス予想を上回る

3.ガイダンスがコンセンサス予想を上回る
この1, 2, 3 全てがパーフェクトな決算「だけ」を指します。 ひとつでも取りこぼしがあればそれは「悪い決算」です。

では、どの企業が連続してよい決算を出しているかを調べるために四半期の売上高が事前のコンセンサス予想を上回った割合(対予想ビート率)を下記の条件で計算して、高い順に上位50社を調査してみました。


売上高ビート(Beat)率ランキング10位から6位


こんにちは。あおてん@管理人です。
「じっちゃま投資法」を学んでいる皆さんは、「連続して良い決算を出している、調子に乗っている企業の株を買ってください。」と繰り返し学んでいると思います。
ちなみによい決算とは下記のとおりです。
「良い決算」とは?
  • 1. EPSがコンセンサス予想を上回る
  • 2. 売上高がコンセンサス予想を上回る
  • 3. ガイダンスがコンセンサス予想を上回る
  • この1, 2, 3 全てがパーフェクトな決算「だけ」を指します。 ひとつでも取りこぼしがあればそれは「悪い決算」です。


  • じゃあ、どの企業が連続してよい決算を出しているの?
    と単純に興味がわいてくるわけですが、なかなか調べるすべがありません。
    そこで、今回は良い決算を連続して出している企業を見つける手がかりとして、直近4四半期の売上高が事前コンセンサス予想を大きく上回った企業をランキングしてみました。
    今回は下記の条件で調査して第10位から第6位までを発表したいと思います。

    【条件】
    • 対象:Russell 1000 の採用企業。
    • 期間:直近の4四半期。
    • 売上高の結果の事前コンセンサス予想に対するビート率((結果ー予想)/予想 )を直近の4四半期について集計し平均のビート率を算出。
    • ただし、事前コンセンサス予想に対し4四半期以上連続で上回っている場合のみ集計、1回でもマイナスの場合は除く。また、事前コンセンサス予想が出ていない企業も除く。
    • EPSの事前コンセンサス予想のビート率はとりあえず無視。
    ※事前コンセンサス予想の値はSeeking Alpha(https://seekingalpha.com/)を参考にしています。


    それではまずは第10位………





    第10位 ORI Old Republic International Corporation(オールド・リパブリック・インターナショナル)
    平均ビート率:24.3%
    セクター:金融
    保険持株会社でもともと売上高はずっと事前コンセンサス予想を上回っている企業ですが、コロナ禍からの復活によりさらにビート率が高くなっているようです。ただし、この企業の事前コンセンサスはアナリスト数が1とかなのであまり参考にならないですね。
    決算期 売上高 EPS
    年度 Q 四半期 結果(M$) 事前予想(M$) YoY 対予想(M$) 対予想Beat率 結果($) 事前予想($) 対予想($)
    2021 3 2021/09/30 2,204.90 1,857.00 17.05 347.90 18.73 0.79 0.63 0.16
    2021 2 2021/06/30 2,132.80 1,708.00 8.23 424.80 24.87 0.73 0.52 0.22
    2021 1 2021/03/31 1,979.60 1,715.00 182.20 264.60 15.43 0.69 0.45 0.24
    2020 4 2020/12/31 2,423.20 1,754.00 25.60 669.20 38.15 0.75 0.45 0.31



    第9位 GS The Goldman Sachs Group, Inc. (ゴールドマン・サックス)
    平均ビート率:24.4%
    セクター:金融
    もはや説明の必要がないと思いますが、ゴールドマン・サックスです。さすがです。
    決算期 売上高 EPS
    年度 Q 四半期 結果(M$) 事前予想(M$) YoY 対予想(M$) 対予想Beat率 結果($) 事前予想($) 対予想($)
    2021 3 2021/09/30 13,608.00 11,615.37 26.22 1,992.63 17.16 14.93 10.01 4.92
    2021 2 2021/06/30 15,388.00 12,393.06 15.74 2,994.94 24.17 15.02 10.18 4.84
    2021 1 2021/03/31 17,704.00 12,687.81 102.49 5,016.19 39.54 18.60 10.19 8.41
    2020 4 2020/12/31 11,741.00 10,068.72 17.94 1,672.28 16.61 12.55 7.36 5.19


    第8位 KMI Kinder Morgan, Inc. (キンダー・モルガン)
    平均ビート率:25.0%
    セクター:エネルギー
    株価はさえませんが、直近の4四半期のビート率は高くなっています。
    決算期 売上高 EPS
    年度 Q 四半期 結果(M$) 事前予想(M$) YoY 対予想(M$) 対予想Beat率 結果($) 事前予想($) 対予想($)
    2021 3 2021/09/30 3,824.00 3,229.10 31.00 594.90 18.42 0.22 0.24 -0.02
    2021 2 2021/06/30 3,150.00 2,912.67 23.05 237.33 8.15 0.23 0.20 0.03
    2021 1 2021/03/31 5,211.00 3,037.67 67.77 2,173.33 71.55 0.60 0.25 0.35
    2020 4 2020/12/31 3,115.00 3,058.50 -7.07 56.50 1.85 0.27 0.24 0.03


    第7位 SIVB SVB Financial Group(SVBファイナンシャル・グループ)
    平均ビート率:25.7%
    セクター:金融
    もともと安定して成長している銀行・金融の企業ですが、最近の成長率の勢いがすごいです。直近4四半期の成長が加速しているように見えます。株価の上昇も止まりません。
    決算期 売上高 EPS
    年度 Q 四半期 結果(M$) 事前予想(M$) YoY 対予想(M$) 対予想Beat率 結果($) 事前予想($) 対予想($)
    2021 3 2021/09/30 1,524.00 1,332.77 41.20 191.23 14.35 6.24 5.57 0.67
    2021 2 2021/06/30 1,496.00 1,141.43 68.92 354.57 31.06 9.09 6.53 2.56
    2021 1 2021/03/31 1,409.31 1,199.12 69.90 210.19 17.53 10.03 6.77 3.26
    2020 4 2020/12/31 1,218.28 869.95 43.29 348.32 40.04 7.40 3.83 3.57



    そして、第6位は………






    第6位 MPC Marathon Petroleum Corporation(マラソン・ペトロリアム)
    平均ビート率:28.2%

    セクター:エネルギー
    石油精製・ガソリンスタンドの企業ですが、特に2021年第2四半期と第3四半期(直近)の伸びがえぐいのでランクインしてます。石油天然ガス生産よりこっちのほうが先に来ているのかな。
    決算期 売上高 EPS
    年度 Q 四半期 結果(M$) 事前予想(M$) YoY 対予想(M$) 対予想Beat率 結果($) 事前予想($) 対予想($)
    2021 3 2021/09/30 32,613.00 22,168.97 85.85 10,444.03 47.11 0.73 0.70 0.03
    2021 2 2021/06/30 29,827.00 21,239.72 96.26 8,587.28 40.43 0.67 0.38 0.29
    2021 1 2021/03/31 22,882.00 18,947.53 -4.98 3,934.47 20.77 -0.20 -0.71 0.51
    2020 4 2020/12/31 18,187.00 17,403.30 -42.03 783.70 4.50 -0.94 -1.24 0.30



    という結果でした。やはり集計したのが2020年第4四半期から2021年第3四半期くらいですので、コロナ禍からの復活ということもあり、金融とエネルギー関係が多いですね。
    第5位から第1位、それ以下の順位も、また書きたいと思います。

    以上、最後までお読みいただきましてありがとうございます。
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