2021年12月現在の米国株式市場におけるセクターローテーションについて考えてみました。

下の図は米国株式市場におけるセクターローテーションの図です。
広瀬隆雄さんがYouTube Liveの中でセクターローテーションの説明をされる中で使われていましたね。



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この図の引用元は「https://school.stockcharts.com/doku.php?id=market_analysis:sector_rotation_analysis」
です。景気サイクルとセクターローテーションについてはこちらの説明を読むのがわかりやすいと思います。


では、今現在、我々はどこら辺の位置にいるか気になりまして、
株価のセクター別のパフォーマンスを探していたら
Liz Ann Sondersさんがtwitterで毎日公開されているのを思い出しました。
下のグラフはLiz Ann Sondersさんが2021年12月13日にtwitterで挙げられてたものです。

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青は年初来のパフォーマンス、黄色が1か月、緑が四半期、
赤が12か月のパフォーマンスで、左から年初来のパフォーマンスが良い順に並べられています。右に行くほど年初来のパフォーマンスが悪いセクターです。


このパフォーマンスのグラフと上のセクターローテーションの図を見比べると、
下の図ように、青色をつているセクターは2021年の年間を通してみるとパフォーマンスは良かったが、この1か月はパフォーマンスが良くない、逆に、赤のセクターは2021年の年間のパフォーマンスはそれほど良くなかったが、この1か月は他のセクターよりパフォーマンスが上がったと言えます。
セクターローテーション

これだけ見て単純に考えると、2021年は青色のセクター付近にあったが、この1か月くらいでセクターはEnergyからCons.Staplesの間かもう少し右のあたり、市場のサイクル的にはMarket Top付近、景気サイクルとしてはFull Recoveryの途中まで来ているように見えます。

少なくともパフォーマンスからはアメリカの株式市場では、そういうセクターローテーション戦略をとる人が増えているといことかと思います。

こうみると、ハイパーグロース株がやられていて、バリュー株にうつりつつあり、市場は上値が重く、景気は回復途上という感覚と大体あってますよね。

ただし、コロナ禍からの回復途上、インフレ、これから金融引き締めとなるので、引き続き注意深く見ていく必要があると思います。